2015年03月31日
第5回ひがしおうみSNSモニターツアーレポート(5)
(第5回ひがしおうみSNSモニターツアー2日目の午後のつづきです。)
次に向かった先は、リアルかかしの畑から車で5分とかからない、「峯」さん。
こちらは、昭和の道具やおもちゃなどアンティーク雑貨のお店です。
「過ぎ去った時間は取り戻せませんが、思い出は取り戻せます」と、長峯さんが収集し、使えるように修理されたラジオなどが所狭しと並んでいます。
峯さん(右端)が丁寧に説明してくださり、1点1点への愛情が感じられます。
自分の手元を離れた後も大切に使って欲しいと思われているようです。
「まあ、またゆっくりと見に来てください。」と言ってくださり、「買わなければ」というプレッシャーを感じずに、「珍しいもの」を見せていただいたり、「懐かしいもの」に再会したりできました。
峯
住所: 東近江市山上町648
(国道421号線と国道307号線の交差点から国道421号線を永源寺方面(東)へ5km余り、山上小学校前の信号から約10m手前(西)にある細い道を南へ約350m)
電話: 080-6210-6854
事前に電話をしてから訪ねてください。
(近江八幡市の日牟禮八幡宮でも月1回、日曜日に骨董市を開かれています。)
次に峯さんから車で2分ほどの「ヒトミワイナリー」さんへ。
国産材料にこだわったワイナリーで、ろ過をしない「にごりワイン」で知られています。
この前、にごりワインのmukuを女子会に持って行ったら、「ワインはあんまり...」という人たちにも好評でした
ちょうど前日(3月14日)に販売開始になったワインが2種類あったので、「試飲したい」という気持ちはむくむくとわきあがったのですが、ツアー終了後の運転を考えて断念
「パンの匠 ひとみ工房」が併設されているので、ワイン酵母をつかったパンの試食
ここのパンがまたおいしくて、トレーいっぱいに載せておられた参加者も。
私もオレンジとくるみのパンを購入。
薄くスライスをして食べたら、オレンジピールたっぷりで、翌週にまた買いに戻りました
株式会社ヒトミワイナリー
住所: 東近江市山上町2083(国道421号線沿い)
(国道421号線と国道307号線の交差点から国道421号線を永源寺方面(東)へ約4.5km余り、左側(421号の北側)にあります。)
電話: 0748-27-1707
営業時間: 10:00~18:00
定休日: 年中無休(年末年始を除く)
次は、おもしろスポット②、ということで昨年12月にこのブログでご紹介した巨大とび太くんと顔出しバージョンのとび太くんのところへ。
ヒトミワイナリーから国道421号線を2km余り西へ。
左に日野ゴルフ倶楽部の案内看板が出ているところ(右には株式会社エルクラフトさんがあります)を左(南)に曲がり、左右に田んぼの続く道を1km余り進むと左手に登場します。
ここでは、車に気をつけながら、記念撮影。
そして、最後の訪問先に向かいました。
最後は、あいとうマーガレットステーション。
国道307号線沿いにある道の駅で、国道421号線との交差点から北へ約2km行ったところにあります。
地元の野菜・果物・花などの直売所(「あいとう直売館」)やジェラートのおいしい「ラプティ」、お土産やハーブ、ドライフラワーなどの販売やレストラン、体験教室の工房のある田園生活館などがある人気の道の駅です。
道の駅あいとうマーガレットステーション
住所: 東近江市妹町184-1
電話: 0749-46-1110
営業時間や定休日は施設や季節によって異なりますので、ホームページでご確認ください。
ツイートで、本日のジェラートメニューやいちご狩り園の受付状況が確認できます。
毎日更新される「駅長ブログ」で、新製品や入荷野菜などを紹介されています。
マーガレットステーションでお買い物&休憩の時間をとり(午後3時前だったので、お目当ての品が売り切れていた人、コメンナサイ!)、その後、解散場所のJR能登川駅に向かいました。
この日、心配していた空模様も傘を広げることなく過ごせ、無事にSNSモニターツアーを終えることができました。
2日間、ご参加いただいたみなさま、ご案内・ご協力くださいましたみなさま本当にありがとうございました。
(第5回ひがしおうみSNSモニターツアーレポート おわり)
2015年03月30日
第5回ひがしおうみSNSモニターツアーレポート(4)
モニターツアー2日目(3月15日)の午後は、予定とは順番をかえて「おもしろスポット①」として日程表に載せたテレビ取材殺到のある場所からスタートです。
その場所とは...
近所の人がなんだか集まってくる畑...
ではなくて、「リアルかかし」が評判になり、取材が殺到し、見物客と案山子が増え続けている畑です。
私の1番のお気に入り
リアルすぎて話しかける人がいたというのもうなずけます。
どれが「リアルかかし」で、どの人が「ほんまもん」の人間なのか区別がつかないくらいです。
作者は、小西節雄さん。
特別に製作工房を見せていただきました。
骨格を木材で組み、関節部分をボルトでつなぐことで、あのリアルな体勢がつくれるとか。
昨年は、近江八幡市にあるボーダレス・アートミュージアム NO-MAの開館10周年特別企画展「快走老人録II - 老ヒテマスマス過激ナル -」に小西さんの作品が出展されました。受付のかかしに話しかける来館者が続出したそうです。
作品展のポスターより
かかし製作用に服を送ってくれるファンもいて、小西さんの制作意欲もどんどん高まっているそうです。
畑のかかしのはずが...
既に飛び出して


リピーターの期待にもこたえるため、話題の人や季節限定のかかしも登場します。
せっかくの機会なので、小西さんと日本エレキテル連合のお二人と一緒に記念撮影。
この畑はどこにあるのか
うまく説明できるといいのですが
国道421号線と国道307号線の交差点から、421号線を永源寺方面(東)に4km弱、
左側に永源寺タクシーの「EITAKU」という看板があるところを右に折れます。
この道は、県道甲津畑 山上線(189号)で、600mほど(南に)行った右側の畑です。
見逃しようの無い畑です。
住宅地にあるので、見学に行かれる方は、ご配慮をお願いします。
SNSモニターツアレポートはまだ続きます。
2015年03月26日
第5回ひがしおうみSNSモニターツアーレポート(3)
第5回ひがしおうみSNSモニターツアー2日目(3月15日)
です。
曇り空を見上げて、「雨が降りませんように」と祈りながらご参加のみなさんをお昼前に宿泊先へお迎えに。
まずは、田舎のお宿「ぴっかり」さんへ。
近くの神社においしいお水をいただきに行きました。夏の再訪を約束してお別れ。
次は、愛のまち「さんしゅゆの宿」さんへ。
黄色の小花が咲くサンシュユの木の前で記念撮影。名残を惜しみます。
3軒目は、愛のまち農家民宿「穂の香のしずく」さん。
出発前の記念撮影。民宿先のお母さんが見えなくなるまでみんなで手を振りました。
前夜はずいぶんと遅くまで、飲んだり食べたりされていたグループがあったとか
それぞれ、楽しく過ごされたようでよかったです
この3軒の農家民宿は市内の愛東地区にあります。
お問合せは、あいとうエコプラザ菜の花館にある NPO法人 愛のまちエコ倶楽部 まで。
2日目の昼食は、大本山永源寺から車ですぐの「風の座 古今」さんです。
築300年の古民家を改修したレストランです。
前日の体験で、どうも「すだれ」が気になります。(笑)
オーダーしたのは弐の膳。主菜、小鉢、和風ローストビーフ(海老と生ハムのジュレを選ぶこともできます)、ごはん、みそ汁、サラダ、ソフトドリンクがついています。
左の写真の主菜はサーモン。
右は揚げ鶏が主菜の弐の膳。
下の写真のようにサラダは自分で。
おいしいごはんとお味噌汁は、おかわりもできます。
この季節はまだ「こたつ席」があります。長いテーブルのようにも見えますが、こたつが4つつなげてあります。(ほりごたつではありません。)
和室にこたつで、家に帰ったような気分です。
おなかもいっぱいになり、次の訪問先に向かいました。
風の座 古今
お昼ごはんと珈琲の店
営業時間: 11:00~15:00(食事の場合は14:00までに入店)
定休日: 毎週水曜日と木曜日(臨時休業日あり。ホームページに「今月と来月の休業日」掲載。)
住所: 東近江市永源寺相谷町749
電話: 0748-27-0990
http://www9.plala.or.jp/kokon/
2日目の後半に続きます。
2015年03月23日
第5回ひがしおうみSNSモニターツアーレポート(2)
(第5回ひがしおうみSNSモニターツアーレポートの続きです)
タイナカさんでのすだれ作り体験を終えるともう12時半
お腹も空きました。
スケジュールも遅れているので、急いで昼食と次の体験をさせていただく「ファブリカ村」へ
ファブリカ村に到着
ファブリカ村は、art×cafe×shopから成る、 「つくるよろこびにふれる場」です。
と、ファブリカ村のwebsiteにあります。
のこぎり屋根の元織物工場。で、天井が斜めになってます。
ここは、北川織物工場として50年間、麻織物を用いた寝装品、服地、和装小物などをつくりつづけていたところです。
当時活躍していた豊田自動織機(トヨタ自動車は豊田佐吉による織機作りから始まりました)が残っています。
伝統産業と手仕事の良さを知ってもらいたい、かつてのような活気を地域に呼び戻したいという願いとともに5年前、「ファブリカ村」が誕生しました。
土曜と日曜の11時から18時までの営業で、 体験教室が開催され、舞台があり、ギャラリーになっていて、カフェもオープンします。
今月のギャラリーは、「ノラふく、島ふく、麻のふく」。 藍染のお洒落な農作業着、ファブリカの麻を使った服の展示販売でした。
この日は、ノラふくミニファッションショーの開催が予定されており、ノラふくの作家さん(左の写真で立っている女性)も来ておられました。
この日のカフェは、市内のことうヘムスロイド村にあるBase For Restさんのカフェ&ランチ。
で、私たちの昼食には、安土のショップマドレさんからのお弁当をご用意いただきました
ビーガン(vegan)のお弁当と聞いて、テンション




到着が遅れたこともあり、温かくなかったのは残念でしたが、それでも焼きキャベツ(右上)もノビルと三つ葉の米粉かき揚げ(ごはんの右上)もおいしかったです
ファブリカ村の北川陽子さんのご案内でお隣にある「絣工房ファブリカ」へ。
琵琶湖からの湿気が乾燥すると切れやすい麻糸をあつかうのに適しており、湖東地域は近江上布、近江ちぢみとして知られる高級麻織物の産地です。
滋賀県内には高島の綿織物、長浜の絹織物もあり、3つの織物の産地が揃っている地域はほかに無い、と教えていただきました。
ファブリカの麻製品だけでなく高島の綿のバッグも。
北川さんは、様々な活動をされており、お名前を耳にする機会がよくあります。
ファブリカ村でこんなもの見つけました。
妖精の扉です。
市内各所に妖精の扉を設置して、ワークショップや体験型の展覧会を開催し、子どもたちのイマジネーションの種を広げたり、まちの魅力の創生、地域への愛着につなげていくというプロジェクトがあります。
SNSモニターツアーのファブリカ村での体験は、「麻の端切れを編んでコースターを作ろう!」
某大学の学生30人(20人だったかな?)が来た時には、編み物に慣れてない人たちで大変なことになった、と聞いて「ドキッ!」。と同時に「ほっ」。私はこの体験は見学予定でした
ファブリカ村の舞台(ステージ)が体験会場になりました。
細く裂いた麻布を結んで長くつないだ糸をかぎ針で編みます。
毛糸と比べて、かぎ針に引っ掛け難くて、悪戦苦闘。
といってもしばらくするとベテランさんは、目に見えて糸の玉が小さくなっていき、四角いコースターが順調に大きくなっていきました。
で、ビギナー(?)のみなさんは、え、形が...違う...ような。
と思ったら、かわいい円形に仕上がりました。めでたし、めでたし...です。



ファブリカ村
営業: 土曜・日曜 11:00~18:00
住所: 東近江市佐野町657 北川織物工場
電話: 0748-42-0380
FAX: 0748-42-2807
平日・祝日は休みです。土・日でも休業の場合があるので、ホームページで確認してください。
第1日目の体験はここまで。
移動の途中でスーパーに寄って、それぞれのグループの民宿先に向かいました。
(つづく)
2015年03月18日
第5回ひがしおうみSNSモニターツアーレポート(1)
3月14日(土)・15日(日)開催の「第5回ひがしおうみしSNSモニターツアー」無事終了しました
モニターツアーにご参加いただいた11名の皆さま、そしてお忙しい中ご協力くださいました皆さまに感謝いたします
本当にありがとうございました
では、さっそくモニターツアーのご報告を。
3月14日土曜日9:30amに集合ということで、小雨の中を能登川駅にバスでお出迎え
今回、ご参加いただいたのは、合計3組、11名です
何と、というか、やっぱり、というか、全員女性
リピーターの方やその方から勧められて参加してくださった方など、3組につながりがあり、
かしましい(にぎやかで楽しい)2日間になりそうな予感
まずは、能登川駅から車で10分ほどの㈱タイナカさんへ。
「簾(すだれ)」や「茅葺き(かやぶき)」の加工や販売をされている会社です。
田井中社長は寺社や文化財、民家などの萱葺き屋根の工事のため日頃は日本各地で仕事をされており、ほとんど会社にはおられないのですが、この日はモニターツアー一行を東近江市福堂町の会社で出迎えてくださいました。
こちらでは、ランチョンマットサイズの簾作りの
体験をさせていただきます。
田井中社長から材料などの説明をいただき、
まずは材料選び。
ヨシやセイタカアワダチソウなど「選ぶ」ところから始められるように何種類か用意しておいてくださいました。
特にヨシは、刈り取った後、何年も寝かせないと、材料としては使いものにならず、古いものでは20年以上前のものがストックしてあるそうです。
(今、話題の朝ドラ「マッサン」のウイスキーの
原酒みたいですね...笑)
現在、社長が使っておられるヨシは、おじいさまが刈り取られたもので、
今年、刈り取られたヨシは後の世代のためのものだそうで、世代を越えて
受け継がれていく仕事なのです。
今日までに手をかけられ、時間をかけられた材料と思うと、粗雑に扱えません。






横板の手前と向こう側に。
これを繰り返します。


完成の一歩手前。 最後の工程。
きれいな柄がはいったヨシの作品です。 端を切り揃えます。
予定時間をオーバーしましたが、全員が完成にこぎつけました
「午前中で、やり切った感がある」という声に共感 私もがんばりました
外に出ると、雨も止んでいて、心地よい疲れを感じながら昼食に向かいました
田井中社長には、本当にお忙しい中(そして、会社のブログによるとお嬢様の
卒業式の日だったとか)、時間を割いていただきありがとうございました。
この体験で、すだれと萱葺きへの関心が高まりました。
今後、すだれを見かけるたびに注目し、萱葺き屋根を見るたびに㈱タイナカさんを
思い出すことと思います。
株式会社タイナカ
すだれ、茅葺きの加工・販売
住所: 東近江市福堂町1426
電話: 0748-45-0336
FAX: 0748-45-0322
ホームページは こちら (ここからブログも見られます。)
(注)すだれ編み体験は今回のツアーの特別メニューで、普段は受けておられません。
モニターツアーレポートはまだまだつづきます。
順次載せていきますので、また読んでくださいね。