2/24 第2回ひがしおうみしSNSモニターツアー
(2日目その3/奥永源寺政所 古民家カフェ「旭仙翠」~ヒトミワイナリー~JR近江八幡駅)
皆さんが木工体験をしている間、窓の外を眺めながら私はずっと気になっていたことが
ひとつありました
それは、ますます激しくなる春の雪 実はこのあと一行は、昔話に出てきそうな茅葺
屋根の古民家カフェ「旭仙翠(きょくせんすい)」さんへと向かう予定になっています。
旭仙翠さんまでの道は、乗用車が通れる道しかなくマイクロバスでは近づけないという
ことでしたが、徒歩で向かっても約5分ということもあり、徒歩での移動は豊かな自然の
中の散策も楽しんでもらえる良い体験メニューになると企んでいたのですが「予想外です」
の降雪に、くるぶしくらいまで積もった雪と、降り続く雪に視界も奪われながらの移動と
なったにも拘わらず、皆さん「雪もまた楽し」と、自然のサプライズ(?)な演出を楽しんで
の雪中散策となりました(苦笑)
降りしきる雪の中「旭仙翠」のオーナーさんが、待ち合わせ場所へ出迎えに来てくださいま
した。お店に向かう途中、あまりの激しい降雪に少しでも時間を短縮しようと「近道するね」と
オーナーさん。積雪でどこが道かもわからない中、更に「ワイルドだろぉ」と、道無き道を
進むこと約5分。無事お店に到着しました。(遭難するかと思った・・・笑)
雪の中を歩いて来たこともあり、お店の中に一歩足を踏み入れると、昔話に出てきそうな佇まい
とも相まって「ホッとひと安心。」すぐさま囲炉裏のある部屋に通してくださり、囲炉裏の中央で
燃える炭火の炎を眺めながら、温かいコーヒーをいただくと、ついさっきまでの雪の中の
寒さがこの風景を楽しむための試練だったかのようにも思えてきます。
オーナーの佐藤さんは、平成13年12月に長野県から政所へ移住して来られました。
囲炉裏を囲みながら、ご主人がご趣味の釣りで度々この地を訪れておられたことが
きっかけで、この地を気に入り移住して来られたことや、山里での暮らしぶりなどの
お話をお聞かせ頂きました。
尽きぬ話と、外はまだ雪が降っていて囲炉裏から離れがたい思いでしたが、雪の
影響もあり時刻は既に大幅に予定時刻をオーバーしていて、後ろ髪を引かれる思いで
一行は再び降りしきる雪の中、バスへと向かいました。
この後の予定は、ワインの試飲とワイン酵母を使ったパンの試食が楽しめる
「ヒトミワイナリー」さんに立ち寄り、その後〝再生可能エネルギー〟実践施設
「あいとうエコプラザ菜の花館」の
見学と、
道の駅「あいとうマーガレットステーション」でのお買い物でしたが、思いもよらぬ降雪
で予定時刻を大幅に超過していたことも有り、参加者さんには申し訳無かったのですが、ワイ
ナリーに立ち寄った後、解散地のJR近江八幡駅へ向かうことに変更させて頂きました。
それでも2箇所の訪問先を省略したにも拘わらず、車中でお答えいただいたアンケートでは、
「とても楽しかったけど、もう少し訪問先でゆっくりと過ごせたら良かった」とのご意見も多く見受
けられましたので、このお声を次回の企画に反映させていただきたいと思います。
そして、いよいよバスは解散地のJR近江八幡駅へ。
あっという間の2日間でしたが、駅に着きバスを降りられた後、私がバスの中から撮らせて
いただいた皆さんのお写真には、人の優しさや雄大な自然に触れられた優しい笑顔が
光っていました。その笑顔の理由をひとりでも多くの方にお伝えいただけることを願って、
第2回ひがしおうみしSNSモニターツアーのレポートを締めさせていただきたいと思います。
(完)