第2回ひがしおうみしSNSモニターツアー その3

東近江市体験交流型旅行協議会

2013年03月07日 13:01

2/23 第2回ひがしおうみしSNSモニターツアー
(1日目その3/農家民宿)

1日目の旅程を終え、参加された2組はそれぞれのお宿へ。
現在、東近江市には農家民宿が4軒あります。
今回のお宿は、愛のまち「百済の郷(くだらのさと)」さんと、田舎のお宿「ぴっかり」 さんです。

1軒目の「百済の郷」には、大津・京都からお越しの女性5人のグループ。
宿に到着し玄関を開けて参加者の方から出たひとことは「ただいま~」 そして、それを出迎えた
お宿のお母さんからは、「おかえり~」のひとことでした。まるで、本当の家族のような全く違和感の無い会話に、人が気持ちで通じ合っている温かさを感じる微笑ましいひとコマでした。

実は、こちらのグループ5人の内3人は第1回のツアーにも参加しておられたリピーターさんで
前回参加の際には、皆さん口を揃えて「民宿での心温まる“人との交流”が感動的でした」と話
されていて、もう一度このお宿のお母さんに会いたいという想いが有って、お宿に着いた時に、
まるで自分の家に帰って来たような安らぎから自然と出たひとことだったのかもしれません。

明日の朝までの僅かな時間ですが、前回は地元ケーブルTV局の密着取材が有りカメラの前で
終始緊張気味だったそうですが、今回はカメラを気にすることも無く〝家族水入らず〟で素敵な
一夜を過ごされたことでしょう。


(写真は、女将さんのお友達も加わっての共同調理の一コマ。今回はチラシ寿司作りに挑戦!)


そして、2軒目の「ぴっかり」さんには、東京・大阪からお越し頂いた女性1人と、そのご友人の
男性2人のグループにお泊りいただきました。

オーナーの西田さんは、田舎暮らしをするのが夢だったと平成22年11月に大阪から東近江に
移住して来られたご夫婦で、実は私はこちらのお宿を開業される時の申請業務をお手伝いさせ
て頂いたのですが、実際に住んでみて水や空気、自分の畑で採れる野菜が凄く美味しいことや
自然あふれる周りの景色が素晴らしいことに感動の毎日だと、瞳を輝かせてお話しされていた
ことを思い出します。

そして、その感動を友人や知人にも知ってもらいたいと平成23年4月に農家民宿を開業されま
した。屋号の「ぴっかり」は一見奇抜な響きですがこのお宿の女将さんの名前が「光子さん」
(光=「ぴっかり」)で、お友達から呼ばれているニックネームが由来となっています。
そして「もっと輝いて人生を楽しみたい」そんな思いを込められて付けられた素敵な屋号なの
です。

また、光子さんはお料理をされることがご趣味で、とにかく自然の恵の食材を無駄なく使うアイデア
をいつも考えておられて、私自身今も仕事柄時々ご訪問することが有るのですが、その際に自分で
収穫された野菜や果物を使ったお菓子を出して頂いたり、時には自家製のドレッシングをお土産に
戴いたりすることが有るのですが「このお菓子はこんな食材をこんな風に工夫して作ったんですよ」
と、とても楽しそうにお話ししてくださいます。


(写真をクリックしていただくと、大きな画像でご覧いただけます)

そしてお宿のご主人は、絵を描かれるのがご趣味で、お宿の襖(ふすま)をキャンバスに琵琶湖の
昼の景色と夕景をダイナミックに描かれた作品が宿泊者を楽しませています。
きっと、今回お泊りになられた参加者さんも女将さんの美味しいお料理と、迫力のあるご主人の
作品に感動されることでしょう。

(続く)


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