第2回ひがしおうみしSNSモニターツアー その2

東近江市体験交流型旅行協議会

2013年03月06日 13:15

2/23 第2回ひがしおうみしSNSモニターツアー
(1日目その2/築160年の古民家レストラン~商家に伝わるひな人形めぐり)

さて、米粉パン作り体験を楽しんだ一行が次に向かったのは、築160年の古民家を改修した
レストラン「秀明庵」さんで欧風創作料理のランチを戴きます。バスを降りるとそこには、茅葺
屋根の古民家が閑静な住宅街に佇んでいました。



お店の中へ入ると、ノスタルジックな空間が広がります。伺ったこの日は桃の節句も近いと言
うことで、七段飾りのお雛様がお出迎え。
中庭を囲むように廊下が有り、その廊下を通ってお部屋に案内頂きました。部屋に入ると茅葺
屋根独特の吹き抜けの高い天井があり、昔はこの部屋にも囲炉裏が有って、その囲炉裏から
立ち昇る煙で燻されたであろう屋根床の独特の深みのある色が目を惹きます。



この日のお料理は、メニューに載っているランチコースを基にこのツアー用にアレンジした特
別メニューを出してくださいました。身体に優しい有機野菜のスープや、天然酵母を使用した
ほんのり温かい焼きたてパン。ボリュームたっぷりのメインディシュ。目にも美味しい器や盛
り付け、ノスタルジックな雰囲気とも相まって、とても贅沢なランチタイムとなりました。



昼食を済ませた後は、国の重要伝統的建造物郡保存地区にも選定されていて、全国に名を
馳せた近江商人の本宅が数多く残る美しい町並みとその重厚な建物を巡ります。
更にこの日は 「商家に伝わるひな人形めぐり」 の開催期間中で、巡る各お屋敷には普段
見ることの出来ない個性豊かでとても立派なお雛様や、地元の人形師東之湖(とうこ)氏が近江
上布(麻)を使い琵琶湖をイメージして製作した目にも鮮やかな創作雛 『清湖雛(せいこびな)』
震災の復興に願いを込めて製作された 『絆雛(きずなびな)』 などが飾ってあり、時折小雪の舞う
寒い日でしたが多くの観光客で賑わっていました。


(写真をクリックして頂くと、大きな画像で見られます。左から3枚は清湖雛、4枚目は絆雛)

そしてこの日は更に、この催し開催期間中に2日間だけ開催されるスペシャルデー。
雛人形の衣装に身を包んだ等身大の人間が雛飾りになる 「にんげん雛まつり」の開催日で
三人官女に扮したにんげん雛さんから甘酒の振舞いなども有るとてもラッキーな町並み巡り
となりました。


また、この期間中は雛衣装の変身体験ができるところもあり、〝似合い過ぎ~!(笑)〟と、
皆さんノリノリで変身されていました。



更にこの日は、3館(中江準五郎邸外村宇兵衛邸外村繁邸)に加え、数ある商人
屋敷の中でも最大規模の「藤井彦四郎邸」と、「近江商人博物館」にも足を延ばしました。
「近江商人博物館」で今度は、、“旅姿” や “丁稚” に変身。皆さんすっかり変身にハマられた
ようです(笑)。




そして、このあとは今夜のお宿(農家民宿)へと向かいます。

(続く)


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