12/9 ひがしおうみしSNSモニターツアー
(2日目その1/「別れの朝」)
昨日、18:00前にお宿(農家民宿)に着かれた皆さんは、民宿でどんな交流をされたのでしょう?
まず初めにお迎えにあがったのは、女性4人グループがお世話になった
「百済の郷」です。
芸人さんも顔負けのとっても明るいお母さんですから、きっと参加者の皆さんもそんなお母さんの
元気オーラに触発されて笑顔いっぱいになってるんじゃないかなぁ・・・などと思いながら玄関を開けると、参加者さんとお母さんに加え、娘さん、お孫さんまでいらしてて、ハイテンションな笑い声が弾けていました。
朝食後の体験は、おはぎ作りと畑に出て大根などの収穫体験もされたそうで、参加者さんの
荷物の横には、お土産にと人の足ほどの立派な大根(大根足ならぬ足大根?)が並んでいました。
そして、お宿の前での記念写真撮影 参加者さんとお母さんの間でどんな会話が有ったのかは
わかりませんが、なぜかシャッターを押すときの掛け声が「ピース」では無く「頑張ろうぜ!」で、
ピースサインでは無くガッツポーズになっていました(笑)
(後列中央が、オーナーの山本さん)
そしていよいよお別れの時、一旦バスに乗り込まれた参加者さんでしたが、荷物を置いた後、
「お母さんともう一度握手してこよう」とバスを降り、お母さんと握手&熱いハグで別れを惜しんで
おられました。お母さんは明るいだけでなく、とっても涙もろいところがありバスが出発する間際、
目にはうっすらと光るものが・・・・時間にして僅か17時間でしたが、
「そんな短い時間でもこんなに絆が深まるんだなぁ」
「人ってほんとうに温かいな~」って思ったら、
私も鼻の奥がツーンとなってしまいました。
次にお迎えにあがったのは、静岡からご参加のご家族がお世話になった
「穂の香のしずく」です。
玄関を入ると、なにやら懐かしくて香ばしい匂いが広がっていました。聞くと、朝食後の田舎体験は
昨夜から更に冷え込みが厳しくなった植田さん(=宿のオーナーさん)の畑に収穫体験に出られ、
その後、ご家族と植田さんが一緒に火鉢を囲んで「
かき餅」を焼かれていたそうで、火鉢の火の温もりと、縁側から差し込む暖かな陽射しに畑作業で冷えた身体がほぐれていくようで、すごく時間が穏やかにゆっくりと流れるのを実感したと、植田さんご自身も感慨深げに振り返っておられました。
かき餅については、「焼いてはみたけど、うまく焼けなかったんよ。むずかしいなぁ」とちょっと悔しそうに話しておられましたが、それも含め、きっと良い思い出になったのではないでしょうか。
(左端が、オーナーの植田さん)
そして、いよいよバスは出発します。バスのうしろの窓越しにバスの姿が見えなくなるまで大きく手を振られている植田さんの姿がどんどん小さくなっていくのを見て、また私の鼻の奥がツーンと・・・。
(実は、私も涙もろいのです・・・かなり)
(続く)