2015年03月23日 15:21
(第5回ひがしおうみSNSモニターツアーレポートの続きです)
タイナカさんでのすだれ作り体験を終えるともう12時半
お腹も空きました。
スケジュールも遅れているので、急いで昼食と次の体験をさせていただく「ファブリカ村」へ
ファブリカ村に到着
ファブリカ村は、art×cafe×shopから成る、 「つくるよろこびにふれる場」です。
と、ファブリカ村のwebsiteにあります。
のこぎり屋根の元織物工場。で、天井が斜めになってます。
ここは、北川織物工場として50年間、麻織物を用いた寝装品、服地、和装小物などをつくりつづけていたところです。
当時活躍していた豊田自動織機(トヨタ自動車は豊田佐吉による織機作りから始まりました)が残っています。
伝統産業と手仕事の良さを知ってもらいたい、かつてのような活気を地域に呼び戻したいという願いとともに5年前、「ファブリカ村」が誕生しました。
土曜と日曜の11時から18時までの営業で、 体験教室が開催され、舞台があり、ギャラリーになっていて、カフェもオープンします。
この日は、ノラふくミニファッションショーの開催が予定されており、ノラふくの作家さん(左の写真で立っている女性)も来ておられました。
この日のカフェは、市内のことうヘムスロイド村にあるBase For Restさんのカフェ&ランチ。
で、私たちの昼食には、安土のショップマドレさんからのお弁当をご用意いただきました
ビーガン(vegan)のお弁当と聞いて、テンション
到着が遅れたこともあり、温かくなかったのは残念でしたが、それでも焼きキャベツ(右上)もノビルと三つ葉の米粉かき揚げ(ごはんの右上)もおいしかったです
ファブリカ村の北川陽子さんのご案内でお隣にある「絣工房ファブリカ」へ。
琵琶湖からの湿気が乾燥すると切れやすい麻糸をあつかうのに適しており、湖東地域は近江上布、近江ちぢみとして知られる高級麻織物の産地です。
滋賀県内には高島の綿織物、長浜の絹織物もあり、3つの織物の産地が揃っている地域はほかに無い、と教えていただきました。
ファブリカの麻製品だけでなく高島の綿のバッグも。
北川さんは、様々な活動をされており、お名前を耳にする機会がよくあります。
ファブリカ村でこんなもの見つけました。
妖精の扉です。
市内各所に妖精の扉を設置して、ワークショップや体験型の展覧会を開催し、子どもたちのイマジネーションの種を広げたり、まちの魅力の創生、地域への愛着につなげていくというプロジェクトがあります。
SNSモニターツアーのファブリカ村での体験は、「麻の端切れを編んでコースターを作ろう!」
某大学の学生30人(20人だったかな?)が来た時には、編み物に慣れてない人たちで大変なことになった、と聞いて「ドキッ!」。と同時に「ほっ」。私はこの体験は見学予定でした
ファブリカ村の舞台(ステージ)が体験会場になりました。
細く裂いた麻布を結んで長くつないだ糸をかぎ針で編みます。
毛糸と比べて、かぎ針に引っ掛け難くて、悪戦苦闘。
といってもしばらくするとベテランさんは、目に見えて糸の玉が小さくなっていき、四角いコースターが順調に大きくなっていきました。
で、ビギナー(?)のみなさんは、え、形が...違う...ような。
と思ったら、かわいい円形に仕上がりました。めでたし、めでたし...です。
営業: 土曜・日曜 11:00~18:00
住所: 東近江市佐野町657 北川織物工場
電話: 0748-42-0380
FAX: 0748-42-2807
平日・祝日は休みです。土・日でも休業の場合があるので、ホームページで確認してください。
第1日目の体験はここまで。
移動の途中でスーパーに寄って、それぞれのグループの民宿先に向かいました。
(つづく)