2013年01月09日

ひがしおうみしSNSモニターツアー その8

12/9 ひがしおうみしSNSモニターツアー 
(2日目その4/「あいとうエコプラザ菜の花館」「あいとうマーガレットステーション」 そして・・・)

 さて、いよいよこの「ひがしおうみしSNSモニターツアー」も終盤です。次に一行が訪れたのは
あいとうエコプラザ菜の花館(菜の花館)」と「あいとうマーガレットステーション(AMS)」です。


「あいとうエコプラザ菜の花館」


「菜の花館」は3.11以降、俄然注目を浴びているバイオマス(生物由来)燃料や再生可能
エネルギーの実践施設で、1970年代後半に環境汚染のシグナルとも言える赤潮が琵琶湖で
発生してしまったことをきっかけに始まった地球環境に優しい取り組みで、
いまや全国47都道府県全てで160以上もの団体が実践している「菜の花プロジェクト」発祥
の地(合併前の旧愛東町)としても有名なところで、東近江市はもちろん滋賀県のシンボル
である琵琶湖とも関わりの深い施設なのです。

 
 「菜の花プロジェクト」が始動するきっかけとなった琵琶湖の環境汚染の話しや、廃棄物として
処理されていた使用済みの食用油が軽油の代替燃料に生まれ変わる話しなどに参加者さんも
熱心に耳を傾けておられました。



菜の花館職員の方のお話を聞き、現代の文化的な生活を根底から考え直すきかっけとなった
「未曾有の大惨事」を、ただ不幸な出来事と悲しむのではなく、貴重な教訓として活かすこと
こそが、今こうして生かされている私たちの使命なのだと強く実感しました。


また、ここは菜の花の名所としても有名なところで、広大な面積に咲き誇る菜の花はまさに
「黄色の絨毯を敷き詰めたような」と言う形容詞がぴったりの一見の価値が有ります。
このブログをご覧の皆様も、ぜひ開花時期(4月中旬~GW過ぎ)には一度足を運んで
みてください。icon12感動icon12必至です。





そして、菜の花館に隣接するAMSでのお買い物が、このツアー最後の訪問地です。
ここは全国的にも有名な「道の駅」で年間icon16icon16icon16icon16icon16icon16icon16約70万人が訪れる
東近江市を代表する人気の観光スポットです。 
建設当時、その洋風な外観に賛否両論も有りましたが、いまでは四季折々のお花iconN10
田園風景とのマッチングもすばらしく、外国の絵葉書のような佇まいとなっています。


道の駅「あいとうマーガレットステーション(AMS)」


iconN12ハーブ関連商品の品揃えが豊富な本館と、地元の新鮮で美味しいみかん果物いちごや野菜が
人気で、新鮮な食材を求めて開店前の早朝から行列が出来る日もある人気の直売館での
icon27 ショッピングを楽しんでいただきました。

これで全旅程を終了し、いよいよバスバスは解散地(近江八幡駅)へ向かいます。


近江八幡駅への到着時間が予定よりも約1時間半以上遅くなってしまったこともあり駅に着く頃にはすっかり陽も傾いていました。
(遠方からのお越しにも拘わらず、時間が遅くなることを快諾いただいた参加者の皆さんに感謝)


そして、いよいよバスは駅に着き、最後はバスから降りられた皆さんに私が見送られ
見送る人と、見送られる人が逆になってしまったちょっとヘンな形でのお別れとなりました(笑)

「一期一会」 帰路のバスの中で、今回ご参加いただいたこのメンバーではもうお会いすることも
無いんだろうなぁ・・・などと思いながら少し感傷的なicon11気持ちになっていました。
(何せ涙もろいですから・・・kao_20


あっと言う間の2日間でしたが、駅に着くまでの車中で参加者の皆さんにご協力いただいた
アンケートでは、ほぼ満点 満 の評価もいただきホッと胸を撫で下ろしております。
その満点の評価をぜひ、ひとりでも多くの方にお伝え頂ければ幸です。

私自身も、今回参加頂いた皆さんの旅先でのface01笑顔face01で、東近江の魅力を再発見出来た2日間
でした。

ご参加いただいた皆さん、体験メニューをご提供いただいた各種団体の皆様、心温まるおもてなしで迎えてくださった民宿の方々、立ち寄らせていただいたレストランやお店の方々、マイクロバスの運転手さんなど等、携わっていただいた全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。

今回は、寒さの厳しい季節にお越しいただきましたが、ぜひまた四季折々の魅力を確かめに東近江にお越しいただけることを願いましてツアーレポートを締めさせていただきます。



ひがしおうみしSNSモニターツアー(完)



次は、民泊体験旅行モニターツアー(教員ツアー)についてレポートします。

iconN08そして、実は・・・・・SNSモニターツアー第2弾も計画中だったりしますiconN08
(詳細は、決定次第発表します。お楽しみに!・・・・check it outiconN04
  


Posted by 東近江市体験交流型旅行協議会 at 15:32Comments(0)第1回SNSモニターツアー

2013年01月07日

ひがしおうみしSNSモニターツアー その7

12/9 ひがしおうみしSNSモニターツアー 
(2日目その3/「日登美美術館」「ヒトミワイナリー」)

 さて、「香想庵」をあとにした一行が次に向かったのは、個性的で美味しい「にごりワイン」が評判
のお店「ヒトミワイナリー」です。このワイナリーにはワインはもちろん、ワインの天然酵母を使用した
焼きたてパンが食べられる「パンの匠ひとみ工房」も併設されていて、ワインの試飲やパンの試食も
出来るicon12人気のスポットです。

実は「香想庵」から「ヒトミワイナリー」までは車で約3分とかなり至近距離に在るのですが、昼食と
ジェラートで満腹 満 になったはずの参加者さんの食欲がまたまた掻き立てられます(笑)

そして、此処には私設の美術館(日登美美術館)も併設されていて、まずはその美術館で日本の
陶芸に大きな影響を及ぼしたとされるバーナード・リッチの作品を鑑賞します。
(なんと、バーナード・リッチ作品の所蔵数はおそらくこの美術館が日本一iconN37とのこと)




美術鑑賞のあとは、ワイナリーの見学です。ワインづくりのプロセスのお話しで、原料となる葡萄が
自然の恵みであるが故のご苦労が有りながらも、それを克服する知恵と工夫をワイン造りに対する愛情たっぷりに熱く炎語っておられたのが印象的でした。




そして、いよいよお待ちかねのiconN24ワインの試飲&焼きたてパンの試食です。
この日は、同じ時間に放送大学のご一行様(約40人)も来られていて、お店の中はたいへん混雑
していたのが少し残念でしたが、それでもなんとか試飲も出来、参加者さんのお眼鏡に適うワインが
見つかったようでお土産のワインを買っておられました。




門松お正月は、ワインでiconN24乾杯~iconN24なんてちょっとお洒落で粋な演出を・・・・・

えっface08!それまでに飲み干してしまうって?kao_12・・・失礼いたしました(笑)



次は、このツアー最後の目的地 「菜の花館」 と 「マーガレットステーション」 へ向かいます。


(続く)

iconN12Maître de Chai(メートル・ドゥ・シェ :醸造責任者)岩谷さんの「にごりワイン」に懸ける
  熱い想いはpoint_1こちらから。
  


Posted by 東近江市体験交流型旅行協議会 at 14:47Comments(0)第1回SNSモニターツアー

2012年12月21日

ひがしおうみしSNSモニターツアー その6

12/9 ひがしおうみしSNSモニターツアー
(2日目その2/「香想庵での昼食」)

さて、民宿体験の心温まる交流で心が満たされたface05一行が「腹が減っては旅はできねぇ(笑)」と、
今度は〝おなか〟を満たしに向かったのは、旧永源寺地区にある四方を森に囲まれた中に佇む
茅葺屋根のレトロな雰囲気漂うレストランicon28です。




オーナーの池田さんが「幼かったころの暖かい家庭の思い出を再現したい」と築160年の茅葺屋根の民家(実は、この民家は池田さんの実家として使われていた建物なのです)を、この場所に移築して平成15年に開業された、その名も田舎の親戚「香想庵」で、鹿肉や清流にしか生息しない川魚を使ったお料理をいただきました。

特に鹿肉を使ったお料理は、数が増えすぎて有害獣となってしまって処分されるだけだった鹿を、
ただ処分されるだけでは、命に対してあまりにも失礼だとの想いから美味しく戴くことで、鹿と人との
共存をと考えて作られたメニューなのです。
そして、同じ敷地内には県内だけでなく県外にもファンの多いジェラートショップも併設されています。
このお店も、乳牛を育てておられる池田さんが、流通の仕組み上、毎日大量に廃棄処分となっていた牛乳に心を痛め、廃棄しないで何かに商品化することができないだろうかと試行錯誤の末、
イタリアンジェラートアイスに辿り着き開店されたお店です。
美味しさはもちろん、そんな池田さんの思いが評判となり、今では多い日には1日に1,000人以上icon16icon16icon16icon16icon16 家 ものお客さんが訪れるという人気のお店です。

 お店に入るとどこか懐かしく落ち着いた雰囲気に癒されます。席に着くとまず大きな器に入った
お抹茶お茶と、一口サイズのきな粉餅が出てきました。参加者さんは(私も)大きな器を茶道よろしく
両手を添えて口に運び、ちょっと神聖な雰囲気でお茶を戴きます。
ただ普通にお茶を出すのではなくこんな演出も人気の秘密icon12なんだなぁと感心していると、ほどなくお料理が運ばれてきて大きなお皿に綺麗に盛り付けられたお料理に更にテンションが上がりicon14icon14
ます。お料理とは別に、これまた大きな器に盛り付けられた自家製のお漬物の盛り合わせも出てきて、その優しい味にまたまた会話も弾みます。




お料理が運ばれてきた時に、お店の方が 「ジェラートが付きますから、食事が終わったら押して
くださいね」 と呼び鈴を置いていかれたのですが、お店の雰囲気や美味しくてボリュームのある料理に会話も弾み、その呼び鈴を押すのを忘れていたことに気付いたのは、食べたお料理がしっかり
おなかに落ち着いた満腹のあとでした。
「ジェラート食べられるかなぁ? kao_3 」 と心配されていましたが・・・
出されたジェラートも完食し、食後には隣接のジェラートショップでもしっかりジェラートを食されていた参加者さん。



私が心の中で「さっきの、ジェラート食べられるかなぁ?」は何だったんだ!kao_16 と、ツッコミを入れていたのは言うまでもありません(笑)

(続く)

momijiお店のオーナー池田さんの食材に対する深い愛情と、開店までのリアルストーリーはこちらから  


Posted by 東近江市体験交流型旅行協議会 at 11:36Comments(0)第1回SNSモニターツアー

2012年12月19日

ひがしおうみしSNSモニターツアー その5

12/9 ひがしおうみしSNSモニターツアー  
(2日目その1/「別れの朝」)

昨日、18:00前にお宿(農家民宿)に着かれた皆さんは、民宿でどんな交流をされたのでしょう?
まず初めにお迎えにあがったのは、女性4人グループがお世話になった「百済の郷」です。

芸人さんも顔負けのとっても明るいkao05お母さんですから、きっと参加者の皆さんもそんなお母さんの
元気オーラに触発されて笑顔いっぱいface02kao_22face01kao10になってるんじゃないかなぁ・・・などと思いながら玄関を開けると、参加者さんとお母さんに加え、娘さん、お孫さんまでいらしてて、ハイテンションicon14な笑い声が弾けてiconN32いました。

朝食後の体験は、おはぎ作りと畑に出て大根などの収穫体験もされたそうで、参加者さんの
荷物の横には、お土産にと人の足ほどの立派な大根(大根足ならぬ足大根?)が並んでいました。
そして、お宿の前での記念写真撮影カメラ 参加者さんとお母さんの間でどんな会話が有ったのかは
わかりませんが、なぜかシャッターを押すときの掛け声が「ピース」では無く「頑張ろうぜ!」で、
ピースサインicon22では無くガッツポーズicon21になっていました(笑)


(後列中央が、オーナーの山本さん)

そしていよいよお別れの時、一旦バスに乗り込まれた参加者さんでしたが、荷物を置いた後、
「お母さんともう一度握手してこよう」とバスを降り、お母さんと握手&熱いハグで別れを惜しんで
おられました。お母さんは明るいだけでなく、とっても涙もろいところがありバスが出発する間際、
目にはうっすらと光るものがicon11・・・・時間にして僅か17時間でしたが、
「そんな短い時間でもこんなに絆が深まるんだなぁ」
「人ってほんとうに温かいな~」って思ったら、
私も鼻の奥がツーンicon11となってしまいました。



バス次にお迎えにあがったのは、静岡からご参加のご家族がお世話になった「穂の香のしずく」です。

玄関を入ると、なにやら懐かしくて香ばしい匂いが広がっていました。聞くと、朝食後の田舎体験は
昨夜から更に冷え込みが厳しくicon15なった植田さん(=宿のオーナーさん)の畑に収穫体験に出られ、
その後、ご家族と植田さんが一緒に火鉢を囲んで「かき餅」を焼かれていたそうで、火鉢の火の温もりと、縁側から差し込む暖かな陽射しicon01に畑作業で冷えた身体がほぐれていくようでface05、すごく時間が穏やかにゆっくりと流れるのを実感したと、植田さんご自身も感慨深げに振り返っておられました。

かき餅については、「焼いてはみたけど、うまく焼けなかったんよ。むずかしいなぁ」とちょっと悔しそうに話しておられましたが、それも含め、きっと良い思い出になったのではないでしょうか。


(左端が、オーナーの植田さん)

そして、いよいよバスバスは出発します。バスのうしろの窓越しにバスの姿が見えなくなるまで大きく手を振られている植田さんの姿がどんどん小さくなっていくのを見て、また私の鼻の奥がツーンと・・・。
(実は、私も涙もろいのです・・・かなりkao_20

(続く)
  


Posted by 東近江市体験交流型旅行協議会 at 15:55Comments(0)第1回SNSモニターツアー

2012年12月13日

ひがしおうみしSNSモニターツアー その4

12/8 ひがしおうみしSNSモニターツアー
(1日目その4/「農家民宿」)

町並散策を楽しんで頂いた後、2組の参加者さんは、グループ毎に別々のお宿家にお泊りいただきます。

東近江市では平成6年に制定された「農山漁村余暇法(略称)」を利用した農家民宿が現在4軒開業
されています。

本日お泊り頂くのはどちらも旧愛東町に有る 「穂の香のしずく」「百済の郷(くだらのさと)」です。

民宿に到着すると、どちらのお宿の参加者さんも第一声は、口を揃えて「大きい」「ひろ~い」と
家の大きさや、部屋の間取りの広さに到着早々テンションが上がりますicon14icon14icon14


「穂の香のしずく」のお部屋のような広い玄関




                 近江商人も真っ青?の「百済の郷」の立派な外観


2軒のお宿とも開業されてまだ日が浅いのですが、どちらの女将さんも地域のいろんな活動に
積極的に関わっておられる元気なお母さんで、人情味あふれる飾らない接客が評判のお宿です。

翌日の出発時間までの滞在時間は僅か17時間ですが明日の朝、女将さんの気さくで温かい
おもてなしに魅せられた参加者さんの笑顔 kao_22 がいまから楽しみです。


ツアー1日目のレポートはここまで。この続きはまた明日。

(続く)
  


Posted by 東近江市体験交流型旅行協議会 at 10:52Comments(0)第1回SNSモニターツアー